日本の武家社会の歴史は長く、1867年の徳川慶喜の大政奉還までの700年。日本の歴史の中世から近代にかけての長きに渡り、日本は武家の世でありました。
当時生まれた伝統文化や文芸品が現在も多数残され、また継承されています。
現代でも戦国期の甲冑や武具、戦術、武将など、根強い人気を誇るとともに、武家文化の中で発展した様々な芸道や大衆文化が多く残っており、海外でも絶大な人気を誇っています。
しかしながら海外では非常に高い評価を受けている日本文化ですが、国内の意識の希薄化、内需低迷と時代の狭間に苦しむ伝統工芸や伝統産業、文化史跡を有効に使いこなせない観光地など、非常に多くの素晴らしい資産を持っている日本文化ですが、うまく使いこなせていないといった現状です。
一般社団法人 武家文化研究会は、主に海外での日本文化の啓蒙活動を通じ、特に海外では人気の高い戦国期の甲冑や忍者を突破口に、内需の低迷と時代進歩による衰退が深刻となっている日本伝統工芸や飲食品の露出機会へつなげていくなど、日本の素晴らしい文化遺産を伝えるだけでなく、日本伝統産業の発展へつながる活動していきたいと考えております。
また、日本の精神文化は、我々日本人は忘れてはならない大切な文化です。日本文化の再発見と再構築を計りながら、日本の素晴らしい精神文化を国内外へ伝えていくお手伝いが出来たらと考えております。
大きな目的を語りながらも、若輩者の集まりでございます。アドバイザリーボードの皆様や協力団体様のお知恵をお借りしながら、精一杯努力していきたいと考えております。
ご支援ご協力のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。
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