甲冑師 熱田伸道(小川 伸夫)氏は、日本でも数少ない甲冑師として、毎年新作を製作しています。
当時の制作技法を守り制作される甲冑をはじめ、現代のニーズに合わせた甲冑(アルミニウム等)の制作などにも力を入れ、愛好者の普及活動を行う。
調査研究では、2002年に発見された前田利家公の甲冑の検証と修復はじめ、酒井家次公、加藤清正公の甲冑の検証、修復を手がけるなど、確かな技術が認められ、日本全国から修復の依頼が後を絶たない。
又東海甲冑師会の道「心得」に準じ甲冑師三名、生徒百数十名を育てる。(清須市甲冑工房、犬山市甲冑制作同好会、自宅工房)
また甲冑制作のみならず、甲冑師育成や講演会等、幅広く活動しています。
2012年7月にはフランスで世界初の甲冑制作の実演を行います。
■略歴
1948年(昭和23年)4月25日 東京都足立区に生まれる。
1981年(昭和56年) 甲冑制作活動始める。
1992年(平成4年) 社団法人 日本甲冑武具研究保存会入会
2002年(平成14年) 名古屋市中川区荒子観音寺 前田利家公甲冑復元及び推定復元
(甲冑武具研究145号)
2004年(平成16年)6月名古屋市中川区役所 前田利家公甲冑シンポジウム
(甲冑武具研究148,49合併号)
2005年(平成17年)10月第一回東海甲冑新作展(犬山城郭内「茶室」)
2007年(平成19年)5月第二回東海甲冑新作展(名古屋城西の丸会館)
2009年(平成21年)(財)致道博物館 酒井家二代家次公甲冑修復
(甲冑武具研究168号)
■活動内容
・甲冑制作 :実際に着用できる甲冑の制作
・甲冑の調査、修復 :甲冑などの時代検証、調査、修理
・甲冑教室、歴史セミナー :自分で作る甲冑教室や歴史セミナー
・イベント用資材製作 :歴史イベントの大小道具や着物などの製作
■役職
・社団法人 日本甲冑武具研究保存会 東海支部長
・東海甲冑師会 会長
・日本甲冑武者隊 代表
・庄内甲冑研究会特別講師(
山形県鶴岡市:庄内映画村)
■販売
・アルモデルキット
プラモデル感覚で自分で制作できる甲冑の販売。
軽量アルミニウムの部品を説明書を見ながら組み立てると、
自分だけの戦国武将甲冑が完成します。
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