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  「海外流出をきっかけに、日本文化への注目が集まった」

  江戸末期、献上品として海外に渡ったものや、明治政府による廃仏毀釈政策により、国宝クラスの文化財が恐るべき安値で海外や民間に流出したり、または破壊されるなど、当時の政府の政策が貴重な宝を散逸させてしまいました。

 しかし、この流出を機会に日本から渡った日本文化財が、ヨーロッパで高く評価され、世界を代表する多くの画家やアーティストに多大な影響を与えたことは有名です。あのゴッホは浮世絵を500点近くコレクションするほどで、他にもロートレックやモネなども影響を受けたと言われています。

   

しかしこうした浮世絵も、当初は茶碗などの緩衝剤や包装紙の扱いで、受け取った外国人が、茶碗よりも包装紙の浮世絵に興味を持ったという逸話が残っています。

 近年では日本人が廃棄物扱いした「型紙」(着物の柄付け様の型紙)などをコレクションしている方々もおみえです。

 美術館や博物館以外にも、個人の収集家も多いことから、おそらくこれらの在外コレクションの数は、日本全体のコレクションを質量ともに優に上回ることでしょう。

マリー・アントワネットも日本の素晴らしい日本の漆器コレクションを多数有していました。

金具付水注一対
ルーブル美術館 蔵
碁盤唐子蒔絵小箱
ヴェルサイユ宮殿
国立美術館 蔵
犬型蒔絵合子および台
ヴェルサイユ宮殿
国立美術館 蔵
楼閣山水蒔絵六角箱
国立ギメ美術館 蔵

今でも国宝が新たに発見されている

江戸末期から明治時代にかけて法隆寺より流出した
「法隆寺金堂 国宝 釈迦三尊像脇侍 勢至菩薩像」
                      国立ギメ美術館 蔵

フランス国立ギメ美術館は、フランスの実業家エミール・ギメ(1836〜1918)が世界中から集めた4万点のコレクションを所蔵。その中からベルナール・フランク氏が阿弥陀仏の脇侍、勢至菩薩らしい仏像を発見。1991年のことである。

 

 

 

 

  

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