「ジャパンエキスポ」は、ヨーロッパ最大規模のジャパンフェスティバルです。
日本のアニメは世界各国で大変人気が高いというニュースはよく流れていますが、実際に４日間に約２０万人もの日本好きなヨーロッパ人が集まるイベントが、毎年フランスで開催されています。
日本への興味は、当初はアニメなどのポップカルチャーからでしたが、最近ではアニメに登場する何気ない日本の風景や風習、町並み、小物などへと興味が移ってきています。
ジャパンエキスポ会場での非常にユニークな光景は、お昼休みの昼食でした。通常フランスの昼食は、フランスパンにハムやチーズを挟んで食べるのが一般的なのですが、ジャパンエキスポでは、日本の「お弁当箱」を広げて昼食をとっている若者の姿があちらこちらで見られました。
ヨーロッパでは、日本文化で最も人気が高いのが「禅」です。 肉体を鍛えるのではなく、精神を鍛えるという発想が新しいと受け入れられているようです。
ヨーロッパからは遠く離れた異国の地で数千年もの歴史と伝統が今なお息づく文化は、まったく異質でありながら、伝統と格式を今なお持ち合わせている文化に非常に大きな関心を寄せている。
日本のイメージの代表格。侍、忍者、切腹、刀など、日本独自の武具や精神は、理解できない部分も多いが強い関心を寄せている。
MANGAなどのポップカルチャーが若い世代に受け入れられている。次第に日本の歴史文化といった中心へ興味が向かいつつあり、日本文化の入り口として非常に有効であると考えられます。
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